薬を減らしていく
医療について

動脈硬化のリスクとなる高血圧・高脂血症・糖尿病など生活習慣病のコントロール、心臓や血管の病気の予防・診断、治療後のフォローなど診察する病気は多岐にわたりますが、当院が提案したいのは患者様と共に、上手に薬を減らすことです。薬の中には急に止めてしまうことで問題を起こしたり、患者様により止められない薬もある為、自己判断は危険です。

しかし、病気の原因を正確に診断したり、日常生活と薬のバランスを考えてあげるだけで止められる薬もあり、その際薬を止めていくのにもコツがあります。例えば高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病は日常の生活リズムと密接に関わっています。就寝時間が遅い、睡眠時間が少ない、忙しく食事も不摂生である等、生活リズムが悪い為に血圧が高くなったり、また体の代謝が悪くなり高脂血症や糖尿病を生じやすくなります。
夜いびきを指摘される睡眠時無呼吸や、ホルモン異常などの内分泌疾患も一因になることがあります。

自身の生活習慣と病気がどれくらい関わっているのかも解らず、薬を続けていくことも大変ですし、また生活の全てを規則正しくといってもなかなか難しいものがあります。当院の考えは生活習慣を患者様と共に理解した上で、患者様それぞれに合った薬、生活習慣のバランスを患者様と共に考えていくスタイルです。

生活習慣病や心臓・血管の病気が心配な方、服用中の薬を減らしたいとお考えの方は是非ご相談ください。