レーザー治療

大伏在静脈、小伏在静脈といった静脈瘤の主原因となる血管をレーザーで閉塞させる治療です。皮膚切開をせずに局所麻酔で日帰り治療ができ、患者様にはもっとも負担の少ない方法です。

他にストリッピング術や、高位結紮術という方法もありますが、平成26年より波長1470nmの最新のレーザー治療が保険診療で受けられるようになりましたので、手術の侵襲度や再発率の問題から今後これらの方法は最小限になってくるものと思われます。

治療はTLA麻酔という局所麻酔をレーザーで焼く血管周囲に十分行い、レーザーカテーテルで血管を焼いて閉塞していきます。皮膚も切開しませんので歩いて帰宅して頂きます。

所要時間: 20分程

瘤が大きい場合は治療効果を高めるため術後5日ほど弾性ストッキングの着用をお願いすることがあります。