loading...

news

お知らせ

  • 2024年10月2日

    診療時間変更のお知らせ
    令和6年9月より土曜日の診療枠(9:00〜12:30)は一時的に休診としておりましたが、11月より以下の日程で診療を行います。
    11月9日、16日 12月7日、21日 *来春までには通常診療に戻る予定です。
      *人員不足のため準備までご理解頂きますようよろしくお願い致します。

    ご迷惑をお掛け致しますがお間違いのないよう宜しくお願い致します。

         
  •      
  • 2024年9月12日

    休診のお知らせ
    9月17日(火)は休診となっております。9月19日(木)より通常診療です。
    ご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願い致します。
      

webiner

ウェブセミナー

当面の間、多くの人が集まるセミナーは開催が難しいため、下肢静脈瘤セミナーを動画でまとめました。ぜひご覧ください。

すべてわかる 下肢静脈瘤 〜自分でわかる検査・治療のタイミング〜

information

当院について

当院は四条烏丸にある
心臓や血管の病気を専門とする
クリニックです。

お体の悩みが解決できない患者様を一人でも多く減らせるように、経験豊かなスタッフが高水準の医療技術と
真心をもって対応させていただきます。また最新の医療設備で検査を迅速に行うことにより、
お待たせしないスムーズな医療を提供できるように心がけて参ります。
医療において最新の医療設備、高度な医療技術が必要なことはもちろんですが、
当院では「心を通い合わせる医療」を大切にしたいと考えております。

*

病院名 医療法人 山本心臓・血管クリニック
院長 山本 龍治
所在地
〒604-8142
京都市中京区錦小路通高倉西入西魚屋町
601錦小路水野ビル3階
交通アクセス
電話番号 075-748-1292
FAX 075-748-1293
E-Mail center@kyoto-jyoumyaku.jp
診療時間
午前 9:00〜12:30
手術 14:00〜16:00

休診日:土曜日の午後、水曜日、日曜日、祝日

*

profile

院長紹介

山本心臓・血管クリニック 院長 山本龍治

医療法人 山本心臓・血管クリニック 院長

山本 龍治

所属

  • 京都大学大学院医学研究科 循環器内科

勤務歴

  • 武田総合病院 循環器内科
  • 小倉記念病院 循環器科
  • 京都桂病院 心臓血管センター
  • 北九州総合病院 循環器内科(循環器内科部長)

資格

  • 日本内科学会認定内科医
  • 日本循環器学会認定循環器専門医
  • 日本脈管学会認定脈管専門医
  • 日本心血管インターベンション治療学会認定医
  • 下肢静脈瘤レーザー治療実施医
  • 腹部大動脈瘤ステントグラフト実施資格
*

medical

下肢静脈瘤について

下肢静脈瘤は自然に治ることはありませんが、放っておいたからといって生命を脅かす病気ではありません。
ただし長年患っている場合は症状に慣れてしまっているため自覚症状もわかりにくく、
また少しずつ悪化してきても気付きにくいといった点があります。
当院では検査から最新のレーザー治療に至るまで、全て保険診療で行っています。気になる症状のある方はまずご相談ください。

静脈瘤の主な症状

下肢静脈瘤はまだ耳慣れない病名ですが、
多くの患者様は右記のような症状が気になって
相談に来られます。
治療が必要な場合、当院では患者様に負担の
少ない最新のレーザー機器を使用して日帰りで
治療を行っています。

  • 血管が浮き出ていて見た目が嫌
  • 足のむくみがとれない
  • 寝ている時に足がよくつる
  • 浮き出た血管がピリピリする
  • 足が重だるい
  • くるぶしから先の皮膚が青黒くなっている

当院の治療方針

当院の治療で大切にしている事は3つです。

  • 正確な診断をした上で治療をした方が良いのか、
    様子を観て良いのかを丁寧に患者様に説明すること。
  • 専門医の観点から、今後起こりうる他の病気のリスク評価も同時に行った上で治療の有用性を判断すること。
  • 治療が必要な場合には患者様に一番負担の少ない方法で
    治療を行うこと。

例えば他院での下肢静脈瘤治療後に足のむくみが強くなったと相談に来られる患者様がよくおられます。静脈瘤の治療では皮膚表面に近い伏在静脈をレーザーなどいずれかの方法で閉塞させますが、この伏在静脈は本来足から心臓への血流の15%が運ばれる血管です。

深部静脈と呼ばれる足から心臓への血流の85%を運ぶ血管に問題が無いか、また先々エコノミークラス症候群の名で知られる深部静脈血栓症が生じた際は、この伏在静脈が足から心臓への血流の主要な通り道となるため、治療には慎重な計画が必要です。当院の治療方針は出来るだけ血管を温存し、患者様それぞれの状態に応じてオーダーメイドで治療戦略をたてていきます。

また、上記の症状が必ず静脈瘤を原因にしているわけではありません。例えば足がつる・むくむという症状は腎臓の病気や甲状腺などのホルモン異常から起こる事もありますし、足の皮膚異常は静脈ではなく動脈の病気(閉塞性動脈硬化症)、糖尿病等の生活習慣病が原因となっている事もあります。このような点から静脈瘤は血管の専門医に診断・治療を受ける事が大切です。

なぜ静脈瘤ができるのか?

酸素やエネルギーを含んだ血液は心臓から足へ動脈によって運ばれ、体の不要な物質を含んだ血液は再び足から心臓へ静脈を通過して運ばれます。足から心臓へ血液を運ぶ静脈は重力に逆らって血液を運ばなければならない為、大きな静脈には逆流を防ぐ弁(静脈弁)があります。この弁が壊れてしまう事で血液が上手く運べず、足に血液が溜まってしまうために血管がコブのようにふくらむ病気が下肢静脈瘤です。多くの症状は下記のとおりですが、悪化を放置すれば皮膚の色素沈着や潰瘍を生じる事があります。

足の静脈はふくらはぎの筋肉が収縮することによるポンプ作用を利用して血液を心臓に運んでいますが、飲食店や理容師さんなどその場に立ち続ける仕事では、ふくらはぎの筋肉を動かす事が少ないため、足に血液が溜まりやすくなります。

また妊婦さんは赤ちゃんがお腹にいる事から、お腹の圧力が高くなってしまう事や血液量が増える事で同様に足に血液が溜まりやすくなります。遺伝性に関しては、多くの静脈瘤の患者様はご親族に同様の症状の方がおられるケースが多い印象です。

正常な静脈と静脈瘤の図
静脈瘤になりやすい要素 長時間の立ち仕事 / 妊娠出産の経験 / 年齢 / 生活習慣 / 遺伝
静脈瘤の種類
  • 伏在型静脈瘤
    伏在型静脈瘤
  • 側枝型静脈瘤
    側枝型静脈瘤
  • 網目状静脈瘤
    網目状静脈瘤
  • クモの巣状静脈瘤
    クモの巣状静脈瘤
  • 皮膚病変
    皮膚病変

診察の流れ

問診・診察を行った上、エコー検査で足の静脈血管に異常があるか確認します。

エコー検査 エコー検査

伏在静脈に拡張はあるものの、逆流は軽度の場合
  • 1.進行を予防するための弾性ストッキングによる圧迫療法
  • 2.網目状など気になる血管には硬化療法
伏在静脈が完全に逆流しているもの
  • 1.弾性ストッキング着用が習慣的に出来ればそれで経過をみる
  • 2.レーザー治療

当院の治療は全て保険診療です。

*

当院の治療

.

下肢静脈瘤の治療には以下のような種類があり、患者様の病気の状態にあわせて選択していきます。

院長はこれまで1万例以上の全身血管のカテーテル治療を行なっており、治療はご安心して受けて頂けます。ただ、静脈瘤で治療が必要であっても、弾性ストッキング着用が適切に出来れば手術と同等の状況を得る事ができます。後々むくみが出る可能性への不安、深部静脈血栓症のリスクのある方は弾性ストッキングで経過をみる事もお勧めします。

当院のスタッフは「弾性ストッキングコンダクター」といい、圧迫療法の知識も豊富ですので、日々相談しながら圧迫療法を継続する事にも対応させて頂きます。

治療後の経過 治療後の経過

治療による負担額

  3割負担 1割負担
硬化療法 約5,000円 約2,000円
レーザー治療 約30,000円 約10,000円
グルー治療 約45,000円 約15,000円

*

*

medical_m

生活習慣病、心臓、血管疾患について

高血圧症・高脂血症・糖尿病といった生活習慣病の予防やコントロール、心臓や血管の病気の予防・診断・治療後のフォローを行っております。検査結果はその場で出ますので、 スムーズな診断と治療を行うことが可能です。

薬を減らしていく医療について 薬を減らしていく医療について

以下のような症状や心配があれば循環器医に受診することをお勧めします。

  • 健康診断で高血圧や高脂血症、糖尿病を指摘されたことがある方
  • 日常生活で胸の圧迫感や息切れがある方(狭心症、心筋梗塞、肺塞栓症、心不全など)
  • 胸がドキドキしたり、脈がとんでいるように感じる方
    (不整脈、自律神経障害、甲状腺疾患など)
  • 足のだるさや痛み、しびれがある方、足が冷たいと感じる方(閉塞性動脈硬化症)
  • 睡眠時の大きないびきや呼吸が止まっていると家族に指摘される方
    (睡眠時無呼吸症候群)

心臓や血管の病気は、早急に診断して治療していくことが非常に大切ですが、心臓や血管に異常がないかをしっかりと見極めることも同様に大切です。一人で悩まずにまずはご相談ください。

*

*

*

access

交通アクセス

〒604-8142 京都府京都市中京区
錦小路通高倉西入西魚屋町601 錦小路水野ビル3階
  • 電車でお越しの方

    • ・阪急電車京都線 烏丸駅下車 徒歩5分
    • ・京都市営地下鉄 四条駅下車 徒歩5分
  • バスでお越しの方

    各路線、四条・烏丸方面でお越し下さい

  • 車でお越しの方

    申し訳ありませんが当院専用駐車場はございません。近隣に有料駐車場がありますので、ご不明な場合はお電話でお問い合わせ下さい。

*

contact

ご予約・お問い合わせ

お電話・FAXでのご予約・お問い合わせはこちらから

TEL : 075-748-1292  
FAX : 075-748-1293

  

エコー検査

静脈の診断を行います。ゼリーをつけて皮膚の上から血管に異常が無いか診断をします。エコー検査は痛みも無く優れた検査法です。当院では全ての患者様のエコー検査は直接院長が行います。

所要時間: 10分程

  

圧迫療法

*

弾性ストッキングによる保存的治療で、下肢を圧迫することで静脈の逆流を減少させ、静脈瘤の進行を予防する効果が期待出来ます。

ただし、効果はストッキングの着用時しかありませんので、効果は患者様の習慣に依存してしまいます。
患者様の反応としては「上手く履けない」「履くのに時間がかかる」「夏場は暑いので無理」「おしゃれじゃない」など確かに継続は楽ではないようです。

  

硬化療法

ポリドカスクレロールという硬化剤を細い注射針で気になる血管に注射して固めてしまいます。クモの巣状や網目状静脈瘤への治療法で、美容外科などでは皮膚からレーザーをあてる方法もありますが、皮膚からのレーザー照射では一部深いところを走行している血管には効果がありませんので、当院では硬化療法を行っています。

所要時間: 5分程

治療効果を高めるため、術後24時間は弾性ストッキングの着用をする場合があります。

  

レーザー治療

大伏在静脈、小伏在静脈といった静脈瘤の主原因となる血管をレーザーで閉塞させる治療です。皮膚切開をせずに局所麻酔で日帰り治療ができ、患者様にはもっとも負担の少ない方法です。

他にストリッピング術や、高位結紮術という方法もありますが、平成26年より波長1470nmの最新のレーザー治療が保険診療で受けられるようになりましたので、手術の侵襲度や再発率の問題から今後これらの方法は最小限になってくるものと思われます。

治療はTLA麻酔という局所麻酔をレーザーで焼く血管周囲に十分行い、レーザーカテーテルで血管を焼いて閉塞していきます。
皮膚も切開しませんので歩いて帰宅して頂きます。

所要時間: 20分程

瘤が大きい場合は治療効果を高めるため術後5日ほど弾性ストッキングの着用をお願いすることがあります。

  

治療後の経過

一般的な治療後の経過で、あくまでも目安です。患者様の病状によって経過は異なります。

  • 治療当日

    • ・ご自身で歩いて、電車に乗って帰宅できます。
    • ・治療による運動制限はありません。
    • ・自転車に乗ったり、車の運転も問題ありません。
    • ・包帯と弾性ストッキングで歩きにくく感じますが、普段通りの生活が送れます。
  • 治療翌日

    • ・来院して圧迫テープを外します。
    • ・超音波検査をして、静脈がきちんと塞がっているか確認します。
    • ・シャワーを浴びることができるようになります。
    • ・レーザー治療のみを受けられた方は入浴もできます。
  • 治療後2〜3日

    • ・立ち上がったり、階段を登るときに、太ももに軽い違和感やつっぱりを感じる事がありますが、運動は問題なく出来ます。
  • 治療後1週間

    • ・治療後2回目の診察があります。
    • ・ふくらはぎの残った静脈瘤が固まってしこりが触れる場合があります。時間とともに縮小していきます。
  • 治療後1ヶ月

    ・治療後3回目の診察があります。


  

ご紹介の先生方・医療機関様へ

ご紹介頂いた先生方、患者様に安心して相談して頂けるようにスタッフ一同最善の対応をさせて頂きます。ご相談、ご紹介に関しては当日でも構いません、下肢静脈瘤の治療は保健診療の出来る最新の1470nmのレーザー機器(ELVeSレーザー)を導入しております。
980nmのレーザー機器と比較しますと出血や疼痛の合併症はおよそ1/10に低下しており、患者様への肉体的負担、経済的負担も低いものとなっております。また当院は出来るだけ血管を温存する治療方針ですので安心してご紹介下さい。

また、当院では動脈硬化リスク(高血圧症、高脂血症、糖尿病、喫煙など)の高い患者様に対して、心臓、血管疾患のスクリーニングを積極的におこなっております。流れとしては問診後、心電図、心エコー、ABI、頸部血管エコーを行い、その場で患者様へ説明し、ご紹介頂いた先生には診断コメントを添えた形式でレポートをお送りします。フォローの患者様で1度心臓や血管疾患の評価をしておきたい等、先生方の診療の一助になればと考えております、お役立て頂ければ幸いです。

  

採用情報

  • 受付・診療補助

    給与 パート:時給1,000円
    正職員:17万円〜
  • 臨床検査技師

    給与 パート:時給1,500円
    正職員:23万円〜
  • 看護師

    給与 パート:時給1,500円
    正職員:23万円〜

ご希望の方は、診療時間内に下記電話番号へお問い合わせください。
クリニック代表:075-748-1292(事務部長山本)

  

薬を減らしていく医療について

動脈硬化のリスクとなる高血圧・高脂血症・糖尿病など生活習慣病のコントロール、心臓や血管の病気の予防・診断、治療後のフォローなど診察する病気は多岐にわたりますが、当院が提案したいのは患者様と共に、上手に薬を減らすことです。薬の中には急に止めてしまうことで問題を起こしたり、患者様により止められない薬もある為、自己判断は危険です。

しかし、病気の原因を正確に診断したり、日常生活と薬のバランスを考えてあげるだけで止められる薬もあり、その際薬を止めていくのにもコツがあります。例えば高血圧や高脂血症、糖尿病といった生活習慣病は日常の生活リズムと密接に関わっています。就寝時間が遅い、睡眠時間が少ない、忙しく食事も不摂生である等、生活リズムが悪い為に血圧が高くなったり、また体の代謝が悪くなり高脂血症や糖尿病を生じやすくなります。
夜いびきを指摘される睡眠時無呼吸や、ホルモン異常などの内分泌疾患も一因になることがあります。

自身の生活習慣と病気がどれくらい関わっているのかも解らず、薬を続けていくことも大変ですし、また生活の全てを規則正しくといってもなかなか難しいものがあります。当院の考えは生活習慣を患者様と共に理解した上で、患者様それぞれに合った薬、生活習慣のバランスを患者様と共に考えていくスタイルです。

生活習慣病や心臓・血管の病気が心配な方、服用中の薬を減らしたいとお考えの方は是非ご相談ください。